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北信圏域障害者総合支援 センター事務局から日々の 活動を配信


by n-hokushin
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長野県相談支援専門員初任者研修

浅間温泉の文化センターの広い会場が一杯。

 県の相談支援を県庁で引っ張ってきた山田さんと去年まで厚生労働省の相談支援専門官で今年から県の障害福祉課に戻ってこられた清水さん。それと、いつものように上田の小林彰さんや松本のアドバイザー児玉さんと、相談支援のことや自立支援協議会のこと。

 研修では長野県で作った、「自立支援協議会」の20分DVDがとても威力を発揮している。
 ケア会議の様子も、面接の様子も協議会の様子も「百聞は一見にしかず」という感じ。

 県外からの問い合わせも多くて、北海道から東京、横浜、大阪、兵庫、福岡、熊本かなりのところにDVDを広めていただいている。

 やっぱり、相談支援専門員を一人立ちさせてくれるというか、先導役になってくれるのは、地域で出会った、厳しいニーズを必要としている利用者だということをつくづく感じる。
 DVDに出ていた、重症心身障害の清水崇さん、小林彰さんにとっての先導役の方だったとは。
 お母さんが三才山トンネルを越えて、「こども病院」まで通院、三才山トンネルの真っ暗の中を時速80キロくらいで突っ切る。
 トンネルの中は止まれない、その中で急に吸引が必要になったらという切迫感で。
 小林さんのコーディネーターになった頃の最初の仕事が、そのトンネルの車中の付き添い。
 そんなことが積み重なっていくと、コーディネーターは、「何とかしなきゃな」という思いが募っていって、それが地域を変える仕事につながっていく。
by n-hokushin | 2008-11-14 08:55